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『理の行方2018』ダイジェスト・PLATレジデンスについて

昨年12月13日初演、大学生23名と創った『理の行方2018』のゲネプロダイジェストです。

Last year, I created this dance piece “Pendulum2018” with 23 university students. It was very exciting experience for me. Because I often created solo or duo dance, so it was inspiring & I could meet a lot of young wonderful ability. We’ll perform this dance at YOKOHAMA Dance Collection on February 10, 2019. Please check this dance “Pendulum”!

第61回関東学生舞踊連盟発表会のゲスト作品として創作しました。 『理の行方(ことわりのゆくえ)』はもともとデュエットでした。(2017年韓国大邱初演・共演:酒井直之くん) 穂の国とよはし芸術劇場PLATが行っているレジデンス企画(2週間滞在し作品創作・WS・アウトリーチを行う)にて作品の根幹を創りました。 デュオから大群舞に進化させる構想も、このレジデンス中に行った一般の方々に向けたワークショップで閃きました。「振り子の動きを人間で再現できるだろうか…参考映像 https://youtu.be/gViLqrT6UUU」というアイデアのもと、参加者の皆さまにひたすら歩いてもらい、その姿が面白くて美しくて…!理(ことわり)に則ってただ歩くだけですが、すれ違いや全体に生まれる模様に切なさや物語を勝手に感じました。それをブラッシュアップしたものが群舞版『理の行方2018』の冒頭シーンです。 PLATの劇場レジデンス担当の高田さんと飯田さんには レジデンスの成果発表→韓国の初演→先月の大群舞版 をずっと見守っていただきました。毎回わざわざ『理の行方』のために会場に来てくださいます。本当にお世話になっています。

そしてPLATのレジデンス期間中(2017年9月27日-10月9日)には「きょうのとよはし」という、豊橋のご機嫌なスポットで踊る映像企画も行いました。

三の丸会館アダルト篇 この中で、甘味処トキワとスマートボールは今はもう在りません。 街の記憶や景色を、自分の身体と心に残し、映像や舞台を媒体にさらに多くの人々の心に届ける、大袈裟に言えばそんな企画でした。ただの記録ではなく偶然見た人の心をくすぐる映像になった(と思っている)というのは、私なりのやり方で社会・街・歴史とダンスを繋げられた証だと思っています。ダンスにそんなパワーや可能性があることは、創作者の自己満足だけじゃなく、世間にもっと尊ばれていいはず。そう思います。 『理の行方』「きょうのとよはし」etc…頂戴したレジデンスの機会を最大限に活かしまくったんじゃないか!?と、振り返って自負しております。…なんてことない、ひたすら良い出会いがあり相性が良かったまでです。

話を戻して『理の行方』は豊橋→韓国→東京でどんどん成長していきました。 各所で出会った方々、そして初演で一緒に悩んでくれた酒井くん、限界超えて吐きそうなほど踊ってくれた大学生の皆に本当に感謝しています。ありがとうございます。 そして『理の行方vol.3』があります。 2月10日(日)横浜ダンスコレクション青空ダンスにて、新メンバー含む22名(予定)で上演致します。『理の行方2018』は22分の作品ですが、10分にスマートになってご披露します。 ぜひ観にいらしてくださいませ。

『理の行方(ことわりのゆくえ)2018』ダイジェスト 第61回関東学生舞踊連盟発表会2018.12.13初演 振付:中村蓉 出演:大学生23名

ここは運命と自由の中間地点。 摩擦がなければ永遠なのに、摩擦がなければ愛じゃない。

本年も どうぞ よろしくお願い致します!


 
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